共に助け合う~セネカ~|わたんべ多雨

『友人を思いやり、その進歩前進を自分のことのように喜ぶのは、自然にかなうことだ。 そうしなければ、美徳が、我々のうちにとどまることはないだろう。 美徳とは、それを自覚して実践しなければ鍛えられないからだ。』 トランブルは身体を起こして言った。 「勝負の世界において、優劣をつけることはある。 しかしなが…