「くぎ煮」の名前の由来と発祥の地(魚谷常吉著「滋味風土記」からの考察)〜いかなごの「くぎ煮」その3〜|山中勧/伍魚福社長

昭和10年(1935年)発行の「滋味風土記」(じみふどき)という書籍に「くぎ煮」のルーツらしき記述があります。 著者の魚谷常吉(明治27年生~昭和39年没)という方は料理人で、神戸で「西魚善」という料亭を経営していたそうです。昭和16年に和歌山県で僧籍に入り、宝光寺の住職となられたそうです。 この本は全国のおい…