#よんなな朝の歌 ’24.4②|よんなな
人間は文明を得た生き物だからこそ、しようと思えばいつでも恋が出来るはずだと思っている。春の陽気が恋に心誘うように、柔らかな色合いの世界を広げてくる。芽吹き時ともいう春は、その陽気さも相まって「恋の始まり」の季節なのではないかと錯覚するものだ。 私もそのような季節感だと信じていた節がある。その証拠…