「黒人のサムライ」問題はいかに生じ、歴史学はなぜ今回も役に立たなかったか|Yonaha Jun

もっとも疎外されたものというけれど、現実にはさまざまな位相で存在するので、最底辺ということが言えないわけです。今までは労働者とか植民地下の人間とかいっておけばよかった。現在突出してきているのは、女性、先住民、障害者といった存在ですが、しかも、それらが互いに矛盾する形で出てくるわけです。 それを無理…