「なぜ書くのか」についての備忘録|あかしゆか

もともと、自分のことは「書くタイプ」ではないよなあ、と思っていた。 私が「書くタイプ」と聞いて思い浮かべるのは、小学生の頃に作文コンクールで賞を取りまくっていたような、まるで書くために生まれてきたかのように天性的天才的文才を持つ人だとか、映画や音楽のレビューを書かせたらピカイチで、ある特定の分野に…