ホームをレスした話(3)|坂爪圭吾

毎日死んで、毎日生まれ変わる。 家のない生活は「執着のない生活」だった。正確には「執着のもちようがない生活」だった。家がないから保管場所がない。だから「いま、必要なもの」以外を持ち運べない。これが良かった。必需品の厳選が行われ、結果的に「スマホと着替えと充電器程度」があればあとはどうにでもなること…