〔小説〕 鏡台|海明(ミア)|note

母の鏡台はとても古い。どこで手に入れたのか聞いたことはない。最初の結婚の時の嫁入り道具だったのかもしれない(母はバツイチだった)。観音開きの三面鏡、椅子も組み込まれていたが、母がそこで化粧をしている姿を見たことはない。