あとがき:「お茶」の無意味さをめぐって|矢島 愛子 / Teaist🍵

この論文を書いた人 本稿がどの視点から書かれたかについて,最低限の素性を述べたい。 筆者の茶道歴の始まりは,学部時代の同好会だ。 筆者が入会する前から教授者が不在であり,伝統的な茶道教室の雰囲気からは遠く離れた環境だった。 茶道教室ではない場所で茶道歴の大半を過ごした筆者にとって,「茶道とは何か」…