第5章 個人としての「茶道団体」の代表者:現代の社会人茶人たち|矢島 愛子 / Teaist🍵
会社員がお茶をするということ 本章では,「茶道団体」の代表者としてではなく,社会の一構成員としてのインフォーマントを考察していきたい。 先行研究(第2章参照)では主に専業主婦の茶道修練者が扱われてきた。 彼女らの多くは,お稽古とたまの茶会に客として参加するに留まっている。 しかし,会社員には会社員…