知られざる戦時中のアイヌと朝鮮人の交流|檀原照和
戦時中の北海道・道南。日本の先住民族アイヌ(※一説によると、明治以前は「アイノ」と自称していたのだが、内地から来た大和民族が「あいつらは犬畜生だ」という意味で「アイヌ」と呼ぶようになり、それが呼称として定着したという)は、強制連行された朝鮮人の脱走人夫を匿い逃がしていた。そのうち何割かはコタンの娘と…