【禍話リライトシリーズ】夢の中の現場

※怖い話を文章化したものです。苦手な方は御注意ください。 夢の中でAは、自身の兄と、見知らぬ女とレストランに来ていた。見知らぬと言っても夢の中であるから、疑念を抱くことはなかった。何故それで「見知らぬ」と言い切れるかというと、長く伸びた黒髪が顔を隠し、その全貌が見て取れなかったので、目が覚めてから関係…