エフ|一般小説作品詳細|NOVEL DAYS

とある夏の日、俺は猫を助けた。以降、猫はことあるごとに抱きついて、お礼を受け取るようせがみ、俺はお礼を保留し続けた。それを受け取る覚悟はできず、この先の展望も全く不透明。唯一たしかなのは、何があるでも