公務員からプロ転向の川内優輝が、東京五輪よりも重視するものとは。(杉本亮輔)

列島が注視した新元号発表の約3時間後、男子マラソンの川内優輝は興奮気味に新たな一歩を刻んでいた。4月1日、プロランナーとしての初日。午後3時すぎ、シューズのひもを結び、軽快に大地を蹴った。