世界選手権、ボルダリング&リード編。日本勢が見せた「実力」と確かな「成長」。(津金壱郎)

本当の勝負は大会最終盤に控えていると頭では理解しながらも、アスリートとしての本能が目の前の勝負へと突き動かしていく――。8月11日に開幕し、11日間におよんだIFSCクライミング世界選手権。会期終盤に実施されたコンバインドは、東京五輪への出場