紺紙金字大般若経断簡(荒川経) | Keio Object Hub: 慶應義塾のアート&カルチャーを発信するポータルサイト

紺紙に金泥で『大般若経』巻第四八一を書写する。もとは1巻の巻物で、これはその1紙分の断簡。書風から「荒川経」の一部であったと想定される。「荒川経」は、鳥羽法皇の皇后美福門院〈びふくもんいん=藤原得子・1117-60〉が、保元元年〈1156〉7月2日に崩御した鳥羽法皇の三周忌の菩提供養の料として、また、みずから…