事象の地平線としての絶対他者④ 「老人系サイバーパンク」なる最終段階の輝き?

Rock 'n' Roll精神の根幹はしばしば「高揚する精神に引き摺られる疲れ果てた肉体」と表現されます。そして、この次元において「事象の地平線としての絶対他者」は両者の橋渡しをするある種のテクノロジー、一時的に成功を夢見さえつつ最終的には究極の自滅に追い込む「悪魔そのもの」として登場してくるのです。