出版・読書メモランダム
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古本夜話1116 国民図書『校註日本文学大系』と中山泰昌
小川菊松の『出版興亡五十年』を援用しながら、吉川弘文館の外交販売にふれてきたが、そうした出版社・取次・書店という「正常ルート」以外の流通販売は古典類の出版にあって、かなり多く採用されていたと見るべきなのかもしれない。しかもそれを当の小川と誠文堂新光社が譲受出版していることを考えると、古典類の出版の…