出版・読書メモランダム
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古本夜話1310 竹内好『魯迅』と赤木健介
藤井省三『魯迅「故郷」の読書史』では近代中国における「故郷」の読書変遷史がたどられているのだが、日本での魯迅の受容とそのプロセスはどのようなものであったのだろうか。 それは前々回、竹内好訳『魯迅文集』第一巻所収の「故郷」をテキストとしたこともあり、竹内に語ってもらうべきだろう。しかも彼はその「解説」…