森村誠一「悪魔の飽食」(カッパノベルス) 731部隊による戦争犯罪が知られるきっかけになったベストセラー。

1982年のベストセラー。百万部を超えたらしい。このような陰惨なノンフィクションを受け入れる土壌があったことを懐かしく思い出す。レーガン政権になって核戦争の可能性が増したと思われた時代だったこと、それから医療行政の不手際が目立つことあたりがその背景にあったと思う。 詳細は紹介しない。平岡正明「日本人は中…