odd_hatchの読書ノート
id:odd_hatch
池井戸潤「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社文庫) 熱血少年野球マンガを大人の視点でみたらビジネスに通じるところがあった。
往年の栄光はどこへやら、今は廃部寸前の野球部に転校生(新入生)が入部する。部員たちは彼らを白眼視するが、転校生(新入生)はわき目も振らずに猛練習。反目していた部員たちは彼の熱意に打たれたか、あるいは喧嘩のすえの和解でか、いっしょに練習をはげみ、市内大会、地区大会で勝ち進む。そこには怪我、病気、陰謀…