odd_hatchの読書ノート
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カール・マルクス「ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日」(岩波文庫) 代表するもの(党)は代表されるものの関係は固定的ではなく、代表されるものは代表するものを見捨てて扇動政治家を選んだ
1848年2月のフランス革命から51年12月のルイ・ナポレオンのクーデターまでをレポート。この時代、マルクスはパリの現場を見ているわけではない(4月上旬にケルンに移動。翌年のドレスドン蜂起のあとプロイセン政府の追放令がでて、フランスにもドイツにもベルギーにもいられなくなり、ロンドンに移住した)。情報は時々刻…