岩井克人「資本主義を語る」(ちくま学芸文庫) 西洋人には「ニッポン人」がどうみえているか。

著者は、「不均衡動学」の経済学で賞を取り、そこで有名になった。いい加減な記憶で書くと、古典派や新古典派の経済学では市場と労働は均衡する自動調節が働き、現実がそうならないのは別の問題があるからと説明されていたが、数理モデルを使って均衡することはないと証明したのだった。専門的すぎて自分にはよくわからな…