村田数之亮/衣笠茂「世界の歴史04 ギリシア」(河出文庫) ギリシャは帝国と帝国の<間>を取り持つことによって独立と自治が成立し、都市国家間の牽制と同盟が民主制が維持できた。

ギリシャが世界史に登場するのは、紀元前3000年ころから紀元前200年くらいまで。最初の1000年くらいは記録が少ないので、わからないことだらけ。最盛期は紀元前4-500年ころで、ギリシャ悲劇の黄金時代。ソクラテス、プラトンにアリストテレスの哲学の巨匠はギリシャが衰退し、マケドニアの属国になるくらいのころ。だいた…