odd_hatchの読書ノート
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エルンスト・ヘッケル「生命の不可思議 下」(岩波文庫) プラスマの自発的自立的な意思が環境と自己を変化させる。本書は「ドグラ・マグラ」「エヴァ」の元ネタ。
2016/09/13 エルンスト・ヘッケル「生命の不可思議 上」(岩波文庫) 1904年 の続き。 ヘッケルが構想する生命の起源では、まず核のないプラスマ(原核細胞にちかいのかな)が生まれたとする。でそれが、生物の基本形で、生命現象の物質的基礎である。ミラーの実験もまだ先、オパーリンの仮説も出ていない、という時代なの…