ジャン・ラマルク「動物哲学」(岩波文庫)-2 著者の主張は、日々の生物の自然発生、使う器官の発達とつわかない器官の退化。努力による変異と獲得形質の遺伝は筆の滑りで、つじつま合わせの仮説。

2016/09/15 ジャン・ラマルク「動物哲学」(岩波文庫)-1 1809年 の続き。 この時代は地球や宇宙の年齢を正確に測る方法がなくて、現在のわれわれから見ると憶測と大差ないくらいの不正確なもの。聖書の記載を累計すると6000年強。それはエジプト学の研究で間違いであると思われるようになり、科学者が代わりに推測しても1…