ゲーテ「色彩論」(岩波文庫)-2 科学と文学と哲学を統合したいゲーテは要素還元主義のニュートンが大嫌い。

2016/09/20 ゲーテ「色彩論」(岩波文庫)-1 1810年 の続き。 ゲーテの時代(18世紀後半)の科学を思い出すと、古典力学は完成済。微分積分などの数学も発展途上(力学と数学は相互に影響しあいながら発展していた)。化学だとラボアジェの元素論が今につながる。電気の発見もあったか。でも生気論が主流で(メスメリズムみ…