odd_hatchの読書ノート
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ミラボー伯「肉体の扉」(富士見ロマン文庫) 梅毒がまだ蔓延していない18世紀末の性の啓蒙と解放のすすめ。
ミラボー伯はフランス革命初期の指導者。生涯はこちらを参照。 オノーレ・ミラボー - Wikipedia 大政治家である人も、若い時にはやんちゃであったらしく、ときに監獄に入れられた。ヴァンセンヌ獄中にあるときに、「肉体の扉」なる性愛小説を書き(たぶん1776年ごろ)、1786年に出版された。当時のフランスでエロチカ文学が…