アガサ・クリスティ「三幕殺人事件」(新潮文庫)-2 この小説でクリスティはベストセラー作家になる。英米版で中身が異なったのは出版社の事情があった。

前回読んだとき(アガサ・クリスティ「三幕の悲劇」(創元推理文庫))、どうもよくわからない話だなあと思った。そこで、翻訳を変えて読むことにする。新潮文庫版を選ぶ。 だめだった。3分の2の直前の210ページあたりでギブアップ。サー・チャールズ(俳優)とサタースウェイト氏に若い美人エッグが加わった素人捜査と冗…