堀越孝一編「新書ヨーロッパ史 中世篇」(講談社現代新書) 中世のヨーロッパは領邦の集合と教会の二重権力体制。キリスト教化がいきわたると、宗教的情熱は外に向かう。

クシシトフ・ポミアン「ヨーロッパとは何か」(平凡社ライブラリ)を読んで(だけではないけど)、ヨーロッパという摩訶不思議な地域に関心をもった。ヨーロッパが成立するまでは増田四郎「ヨーロッパとは何か」(岩波新書)、ヨーロッパの中世は鯖田豊之「世界の歴史09 ヨーロッパ中世」(河出文庫)を読んだ。この2冊で…