odd_hatchの読書ノート
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エミール・ガボリオ「オルシバルの殺人事件」(KINDLE)牟野素人訳 19世紀の新聞小説は犯罪トリックより人間関係が反転するのに興味を見出す
1867年にでたルコック探偵ものの第3長編。原題 Le Crime d'Orcivalからすると「オルシヴァルの犯罪」のほうがただしそうだが、ここでは別タイトルになっている。過去には明治22年・丸亭素人訳『大疑獄』、昭和4年・田中早苗訳『河畔の悲劇』がでて、おそらくこの牟野素人訳が三度目の邦訳だろう。 186*年7月9日(木)。パ…