エミール・ガボリオ「バティニョールの爺さん」(KINDLE)牟野素人訳 発端-現場調査-関係者事情聴取-行き詰まり-再検討-新たな希望-真相という探偵小説のフォーマットに則った佳品

2012年ころから牟野素人さんがエミール・ガボリオの翻訳を進めていて、AmazonKindleで読むことができる。 wikiによると、エミール・ガボリオの長編のうちルコック探偵ものは次の6編。 1.ルルージュ事件 L'Affaire Lerouge(1866年):ボードレールが仏訳したポーの推理小説の影響を受けた世界初の長編推理小説。この話で…