ジェイムズ・ジョイス「ダブリンの市民」(岩波文庫)-2 男性の女性支配欲と女性のアイルランド愛国主義。

2023/10/05 ジェイムズ・ジョイス「ダブリンの市民」(岩波文庫)-1 20世紀初頭のアイルランドは沈滞と堕落と憂鬱と怠惰。植民地政策で政治と経済が沈滞していたせい。 1914年の続き ジョイスがつけた少年期、青春期、青年期、社会生活の区分に入らない/入れづらい、少し長い短編を読む。事実、この作品(「死者たち」)は…