odd_hatchの読書ノート
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米川正夫「罪と罰」解説(新潮文庫から全文採録)
「罪と罰」解説 『罪と罰』(Фёдор Миха́йлович Достое́вский)は『カラマアゾフの兄弟』と並んで、ドストエフスキーの最も代表的な作品として許されているのみならず、その名が古くより人口に膳炎し、広く全世界の読書人の間に普及している意味では、遥かに後者を凌ぐものさえある。 処女作『貧しき人々』以来、ドストエ…