アルチュール・ランボー「地獄の季節」(岩波文庫)-2 オカルティズムに影響をうけ、母国に居場所がないために生まれた脱出と自立の願望を書いた詩集。

人生三度目の読み直し。もう高校生時代の熱狂はないし、中年のときの高揚もない。詩想に溺れるよりも、なぜランボーはこういう想像力を持ったのか、という視点で読んだ。これまでの読書ではすっかり頭の中になかったが、ランボーが詩を書いたのはハイティーンのとき(「地獄の季節」が19歳、「飾画」が18~20歳)だった。…