丹治愛「ドラキュラ・シンドローム」(講談社学術文庫)-1 ドラキュラは帝国主義・反ユダヤ主義・感染症としての外国恐怖(ゼノフォビア)の物語。

ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」を再読して、植民地小説、女性の社会参加を書いた小説だというのはわかった。その考えはどこまで広げられるのかということで、解説書を読む。驚くのは、似たような関心で「ドラキュラ」を読む人はたくさんいて、「ホームズ学」のような「ドラキュラ学」が成立しているようだとの…