ケーキの切れない非行少年たち | 宮口 幸治 (著) | 2024年書評4

児童精神科医として活躍される宮口さんの著書になります。少年院などで非行少年の患者などを扱う中で「境界知能」という視点を持って非行少年たちの共通点やそこに対する対応、世間的な認識を見直せる内容になっています。 そのアプローチは認知行動療法と呼ばれるものであり、施行の歪みを修正することで適切な行為・思考…