【書評】山本文緒「なぎさ」-この世の中をとまどいながら生きているすべての人へ

なぎさ posted with ヨメレバ 山本文緒 KADOKAWA 2013年10月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 冒頭、主人公の一人である冬乃が故郷を出て海辺の町へ行く「思い」を語る。「森をつくる一本の樹だった私たちは、せっかく張った根を引き千切るようにして長野県を出た」、読み進めながらもこの言葉が心に突き刺…