大貫妙子アルバムレビュー 〜その5〜 (1988〜93)

それまでのヨーロッパ路線から脱却し、様々な音楽性に手を広げて試行錯誤を続ける時代に入った。 14. PURISSIMA('88) 前作でのギターポップなサウンドからここでは再びゴージャスなオーケストラサウンドに回帰する。しかも今作では徹底して生音にこだわり、ジャズやボサノバなど音楽性も多岐に渡り、その豊潤な響きは身…