On the Shoulders of Giants
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ホッブズ『リヴァイアサン II』:社会契約による国家樹立
前回に引き続きホッブズ『リヴァイアサン』です。 第2部では、国家設立の根拠となる社会契約が臣民自身によって結ばれたものであること、国家の形態いかんにかかわらず、国家の支配があった方が無政府状態や内戦よりはるかにましであることを主張し、当時の革命勢力による政権転覆を厳しく批判します。また、主権は分割で…