中村宏の「天国と地獄」

たまった新聞をめくっていたら、いきなり中村宏の名前と見慣れたタッチの絵が目に飛び込んできて、驚いた。本当に久しぶりに彼の画集を開いたばかりの時だったので。まさか、こんな形で彼の具象画の新作を見ることができるとは思わなかった。少していねいに読むと、新聞は、びっくり箱のようなふり幅の大きさをもっている。…