ゴーストハウスの神様

小泉八雲の「生神」(原題は「A Living God」)というエッセイを読む。 村人を津波から救い、生きているうちに神様としてまつられた村の長者のエピソードがメインなのだが、前半は、神社論になっていて、それがとても面白い。 まず、神社の建物について、その建築様式が放つ魅力について語る。その建物の「不思議な、妖し…