安部文範さん遺稿集編集後記(案)

安部さんが『菜園便り』を出版したとき、売上で出版基金を作りたいと持ちかけられた。結局、僕の怠惰もあって基金は稼働しなかったけれど、最後で唯一の仕事が、安部さんの遺稿集の作成ということになった。 安部さんが入院したのは、コロナ禍の初年度で、結局僕も数通の手紙のやり取りだけでお見舞いすることもできなかっ…