『在床懺悔録』 清沢満之 1895

清沢満之が一般の読書界に広く知られるようになったのは中央公論社の日本の名著シリーズの第43巻(1970)で鈴木大拙とともにとりあげられたのがきっかけだと聞いているが、そのペーパーバックス版(1984)を僕は手元に持っている。 ぱらぱらとながめていて、タイトルの論文が目に留まった。『宗教哲学骸骨』出版の3年後…