小説『曲がったスプーン 1』

小学生の時、一大超能力ブームが巻き起こった 。テレビで連日スプーン曲げの映像が流れ、雑誌は特集を組んだ。休み時間に同級生たちが、あんなのは嘘だ、インチキだと騒いでいた。 ボクは目立ちたい一心で曲がったスプーンなら、ボクもひとつ持ってる。と、つい言ってしまった。信じられないな。嘘でないなら、明日必ず持…