バックパッカーと首の皮一枚の私たち 七

拠り所はなに一つない暗闇の高速道路。車は疾走し続けた。私はいつしか、なるようになれと思い始めていた。頭が思考を止めた。道路は、(わたしたちを殺すための)山奥やジャングルではなく、 まだ黎明に眠る大都会の深部へと向かっているようだった。ふと、高速道路わきに、見慣れたものが目に入ってきた。 『ヤ○ルト・家…