覚海大徳 過去七生のはなし

鎌倉時代前期、高野山金剛峰寺の検校になった、覚海大徳(1142〜1223)。 自分の前世のことが知りたくて、高野山の奥之院の弘法大師に祈念しました。 すると、大師が彼の過去七生を示されました。 覚海の七生前は天王寺の蛤でした。 その天王寺の西の海にあった蛤を、子供が拾って戯れに金堂の前に持って行きました。 そうし…