金剛心歌その18 濱地天松居士

妄想 分別さらりと すてて 生まれぬ前の 性(しょう)に徹せよ 白露の 己(おの)が姿を そのままに 紅葉に置けば 紅の玉(古歌) 垢を去り 湯より上がりて 着物着て 元のすがたに なりにけるかな 無我相