生業に祈る―くるしむ人々のために―その3-1 神代峻通師

仏様に頼ってそのお導きで生きてゆくと、次第次第に私たちは智慧を増し、憐れみ深くなり、心は揺るがぬようになり、総じて素直になるものである。 仏様にお願いしたからと、、何も彼も叶うというわけではない。 空しくなる望も数々ある。災いにもあい、困難にも出会う。けれども月日が経つ間にそれが皆、それでよかったの…