2020年7月の読書のこと「レバノンから来た能楽師の妻」

■レバノンから来た能楽師の妻(梅若マドレーヌ/岩波書店)のこと まず、レバノンとはどこですか、という話であるが、下の通りである。 中東である。本書でも簡単に経緯が解説されているが、レバノンは政情不安定な国であるそうだ。フランス委任統治下にあったこともあり、首都ベイルートは東洋のパリとも呼ばれていたそう…