プール雨
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伊勢物語 第六十段
六十 昔、男がいた。 宮仕えが忙しく、ともに家をとりしきっている女性に対して、誠実とはいえない状態が続いていた。その状況下、「自分なら誠実に愛するよ」という人がいて、彼女はその人について他国へ行ってしまった。 男が、豊前国宇佐宮へ朝廷の勅使として行ったとき、以前の妻がその国の祇承(しぞう。勅使の接遇を…